ミステリー調の一本道ストーリー。 二転三転するストーリーと美麗なキャラクターがセールスポイントかな? |
<久しぶりのパケ買いです。御子柴薔子さまに惚れました。さてその結果は……> むむむ、御子柴薔子さまってマリみての祥子さまに似てるよね? 事前情報なんてそんな程度。それでも結果的には中々楽しめました。 それでもね、御子柴薔子さまの扱いは酷いだろうと、文句を言いたい。 パケ買いした甲斐なしだよぅ、これじゃ(つД;) |
<シナリオ> 簡単に言えば、一本道のミステリー。 舞台は魔女伝説が未だ残る女子高、そこで起こる様々な怪事件を解決していく……そんな感じです。 本格的なミステリーとして考えるとイマイチですが、その分ストーリーが分かりやすくなっているので入り込みやすいです。 二転三転する展開は先が読めなくて、クリアまで一気にプレイしてしまいました。 とはいえ辻褄が合わないシーンや、強引な謎解きもかなりあります。 ~~~以下ネタバレのため反転~~~ 火事の時、薔子がなぜ二人を助ける必要があったのでしょう? なぜ通り魔は乃亜を襲ったのか?そして正体は生徒なのだが、集団心理だけで人を襲うの? 教頭先生の事件はいくらなんでもおかしいでしょう。50人全員がついた嘘を刑事が見破れないわけはないのでは? ~~~終了~~~ そしてこのゲーム最大の欠点は「シナリオがほぼ一本道」であることです。 ヒロインごとに少しだけストーリーが変わりますが、大筋は変わりません。共通パートも非常に多いです。 ミステリーだけに仕方がないのですが、犯人がわかっている2回目は魅力半減です。 「既読スキップができない」事と重なって2回目以降のプレイがかなり辛くなっています。 ファーストプレイの5時間はなかなか面白い―――ここで満足できるかが勝負です。 セカンドプレイ以降も見越した幅のあるストーリーだったら、と残念でなりません。 ~~~~以下個人的な愚痴~~~~ それにしても薔子の扱いはどうかと思う。 だってどう見ても見た目は主役級でしょう?これをみれば誰だって薔子と乃亜がメインヒロインだって思うはず? この、クールでお嬢さまで敵対心丸出しの薔子がどんな風に主人公に惚れてメロメロになるのか―――を私は期待しました。 まぁ結論から言えば、そんなシーンは微塵もなかった、ですけどね。 薔子シナリオのエンディングでちょっとだけ匂わせるシーンがあっただけです。 しかも、他のキャラルートでは、薔子は学園長にメロメロですよ? 学園長のために人を殺しちゃうくらいメロメロ。 Hシーンもおまけ程度に一つあるだけだし、しかもその時は違う人格だし、もう勘弁してください(つД;) 客観的にみれば70点は妥当だと思いますが、主観的にみれば30点もつけたくないというのが本音なんです…… ~~~~~~~~~~~~ネタバレ終了~~~~~~~~~~~ |
<グラフィック>原画=榊 MAKIさん 絵買いしているくらいですからとても魅力的。このゲームの一番のセールスポイントといえるでしょう。 とてもすっきりとした顔立ちで描かれ、どのキャラもとても魅力的です。 とくに一番のお気に入り、薔子は黒髪ロングとして理想的に描かれています(性格も含め) 次のお気に入りは三枝美羽ですが、実はHシーンがないです。いくらサブキャラとはいえ一枚絵すら2枚しかないのも寂しすぎます。 このように、全体的にCG枚数が少ないのは大きな欠点です。立ち絵の数もかなり少なめですしね。 後、薔子のCGが最後に近づくにつれて、崩れていったのも一応記しておきます。 エンディングのCGなどはまるで別人のようでした。(深く解釈すれば、薔子の心境の変化を表す為に、あえて別人のように描いた可能性もありますが……) 全体的にみれば高レベルなグラフィックです。一般受けも良いのではないでしょうか? |
<システム> 突っ込みどころ満載、もっとユーザーの意見を聞いたほうがいいと思いまーす。 以下のシステムに関しては、辛らつセリフ連発になりますのでご注意を。♪ まずは最大の弱点。 既読スキップが何故ないのでしょう? このゲームのように共通シーンが多いゲームで既読スキップは必須です。 未読シーンをすっ飛ばされると、怖くてスキップ機能が使えません。 何が悲しくて同じ文章を何度も読み直さなければならないんですか?マイナス100点つけたいくらいです。 せめてログから音声をリピートできれば少しはマシだったのですが、その機能もありません。 次。 バックログがあるのはいいのですけど、ログ内のセリフには会話をした人を表示して欲しかったです。 スキップで飛ばしすぎた時など、誰のセリフだか判別つきませんので。 次。 セーブシーンの使い勝手が非常に悪いです。 主人公の名前なんかはいらないので、何日目であるとか(注:ゲーム中には表示されていませんが)、誰ルートであるとか、情報がないといくらたくさんセーブできても有効には使えません。 最後。 ディスクレスでプレイできないのはメンドクサイです。 こんなところでしょうか。残念無念のマイナスポイントだらけのシステムでした。 |
<サウンド> あまりエロゲーでは聴かないタイプの音楽ですね。 あえて言えばクラシックとかオーケストラとか、ミステリー調のシナリオに合った壮言な曲が多いです。 OP曲もED曲も静かなバラード調です、最初はどうかと思いましたが、数回聴いているとこれが中々マッチしている……かも? 音声に関しては文句なしですね。 特に薔子と乃亜と茉莉香はピッタリです。 それぞれ、クール・元気・天然、とイメージどおりの配役でした。 残り二人も問題なく、声に関しては満点をあげても良いのではないでしょうか? もう少し立ち絵の表情が豊富だったら、もっと声の魅力も際立つのになー、とか贅沢を考えちゃうくらいですね。 |
<お気に入りキャラ> え~っと、ゲーム前の第一印象だと、薔子と美羽なんですが……薔子は敵役だし、美羽はサブキャラだし、悲しくなっちゃいます。 そこで急浮上してきたのが芹沢茉莉香先生です。 メガネキャラがお気に入りとは、私にとっては正に空前絶後。滅多にないことなのですよー。 弱気で天然、私の最も嫌う系統なんですが……多分殺伐としたゲームの雰囲気が彼女をより良く見せたのでしょう。もちろん絵の魅力もあります。 ―――メガネがないシーンの方が更に良かったのになー、とか言っちゃダメなんでしょうねー。 |
<総評>70点 ちょっと甘いかなー、と思いますが、ファーストプレイは楽しめたので合格点をあげちゃいます。 とにかくファーストプレイが勝負、セカンドプレイ以降は面白さ激減です。 時間のないサラリーマンの方などにはお勧めできるかな? 逆に長く楽しみたい、って人にはお勧めできません。 ある意味コストパフォーマンスの悪い作品ですね。 薔子と美羽が気に入ったという人はスルーしましょうね。出番少ないし。 ちなみに私は、ファーストプレイ時は薔子狙いで乃亜でクリア。 セカンドプレイで薔子をクリア、サードプレイからはスキップ使いまくりで作業プレイ&CG集めです。 |