萌えエロの元祖。フローラリアがプラスになって帰ってきた。 しかもお値段6800円。追加要素もいっぱい。うーん、お買い得ですね。 |
<実はフローラリア未プレイ、お安くなってラッキーって感じでしょうか> Fate/stay nightの呪縛から逃れられない管理人。リハビリにと選んだのはお手軽ハッピーエロゲーでした。 いやー、Fateをプレイした後は他のエロゲーをやりたくなくなっちゃって・・・ このままエロゲー引退かと思いましたよ。そんなときは気楽にできる萌えゲーが一番ですよねー。 |
<シナリオ> ヒロインは6人。誘惑組の先生トリオと純愛組の生徒トリオです。 それぞれ二人一組がペアのシナリオになっているので、基本シナリオは3つです。 ええ、最初のプレイでは誘惑に負けましたよ、簡単に。んでバッドエンドですとも、えっへん。 プレイ前の私のお気に入りはもちろん『三ノ宮 由佳里』ですね。いえ、お嬢様好きなので・・・ シナリオ自体はよくあるシナリオです。 最初からヒロインは好意的、途中で喧嘩をして、最後はハッピーエンド。 テキスト自体もいたって普通。面白く読ませようとはしているのですが、ギャグ不発って感じでしょうか。 とはいえシナリオ自体は短いながらも丁寧に描かれていて、十分ヒロインに感情移入できます。 感動や涙などはありませんが、ほのぼのとする作りですね。 難点としては、主人公がちょっとヘタレ過ぎ。 自分が悪いのに周囲に当たり過ぎ。まあ17歳だったらこんな感じかなー。 |
<お気に入りキャラ> もちろん一番は『三ノ宮 由佳里』。 プレイ前もプレイ後もその印象は変わらず。お嬢様で強気、でも実は優しい人。 はっきりと私の好みにストライク。ええ、声優さんもいい感じですしね。 XUSEも『憂ちゃんの新妻だいあり〜』とか作ってないで、『由佳里のつんつん日記』(仮)とか作って欲しいです、マジデ。 順番で言うと 三ノ宮 由佳里(会長) 高ビーお嬢様。実は優しくて女の子らしい。 まあ、私の好みにピンポイントですからね〜、何も言う事はありません。 ゆんちゃんです。 麻生 鈴音(鈴ねえ) いたずら好き幼なじみ。 先生組は冷遇されてて悲しいですねー。エンディングも一つだし、エピローグもないし。 正統派お姉ちゃんって感じでしょうか。 白瀬 憂(憂) 真面目、清らか、優しい、男女問わず人気がある、ドジっ子。 口癖『うぃ〜〜』は何とかならないものか、かなり恥ずかしい。 とはいえ可愛いのも確か。『憂ちゃんの新妻だいあり〜』も買ってしまうでしょうねー。 櫻井 詩乃(詩乃先生) のほほんとしてるけど、一番の曲者。 一番エロエロで、一番大人で、一番出番が多い。 こりゃー、人気出ますねー。『詩乃先生の誘惑授業』とか作っちゃうわけです。 声優さんも巧くて、上品な感じがグッドです。高校時代の詩乃先生は可愛いです。 槙 いずみ(いずみ) プレイ前はイマイチの筆頭だったのですが、プレイしてみたら悪くなかったですね。 男前のキャラという設定ですが、全然男前じゃないです。 むしろ乙女。でも、こういうのもいいかなーって思います。 エロシーンは初々しくて(先生組の中では)良い感じです。 加賀 御文(あや) はっきりいってこういうキャラクターは嫌いなんです。 とはいえプレイしてみたら何とかなりました。 イベント絵とかは結構可愛いんですけどね、立ち絵がどうもダメみたいです。 後輩キャラが嫌いなのも辛いです。 |
<グラフィック> 原画は「まさはる」さんですね。 ほとんど絵買いですのでグラフィックに関しては『素晴らしい』と思いたいのですが、 ちょっと立ち絵で微妙なのが数点あります(裸立ち絵はかなりドキッとしますけど) イベントCGは全てが素晴らしく、明るい彩色でゲーム自体の雰囲気さえも温かくしています。 会長がビシッと指を刺してくる一枚絵はお気に入り。 憂が傘を差しつつ「えへへ」ってヤツもいいですねー。 この辺はさすがは萌えゲー。キャラクターも愛らしく、皆それぞれの可愛さがあります。 しかし!一番のお勧めは左下にあるフェイスウィンドウでしょう。 愛くるしく動くそのチビキャラは、キャラの感情を表すものとして最適であります。 欲を言えばフェイスウィンドウと立ち絵のギャップを感じるとこもありました。 例えばチビキャラは泣いているのに、立ち絵は冷静、とか。 でも、このシステムは画期的だと思います。これからも使って欲しいですねー。 |
<システム> 難点から言うと、バックログをホイールで参照できるのは嬉しいのですが、すっごく反応鈍いです。 Fateをやった後だけに、その思いもひとしお。ぐるんぐるん回さないとログに入れません。 後は特に不満点はありません。 素晴らしいシステム部分もあります。システムというかおまけなんですが・・・ まずは、CGモードに声が付いています。 それぞれのキャラのそのシーンでの感想や独白などを、音声として聞く事ができるのです。 いや、これには参りました。 私は普段回想モードはよく使いますが、CGモードはほとんど使いません。 こういう心遣いがあるならCGモードももっと日の目を見ることもできるでしょう。 更にエンディング後に、クリアしたキャラのエピローグが見れます。 ハッピーエンドを迎えた後のおまけだけに、幸せ一杯。分量も十分です。 更にクリアしたキャラのシステム音声を利用できたり、当時の体験版デモを見ることができたり。 キチンとエンディングも見れるようになっていたり、と至れり尽くせりですね。 XUSEの皆さんの『楽しませよう』という熱意は素晴らしいと感じました。 っていうか他のメーカーももっと見習って欲しいですね。 |
<サウンド> サウンド自体は高品質、しかし素晴らしいと絶賛するほどでもありません。 プレイ中はなかなか良いと思っても、クリア後に覚えているサウンドが無いという事です。 とはいえエンディング曲はなかなか良かったと思います。いかにもハッピーエンディングって感じでした。 高品質であるのは間違いないので、プラスポイントにはなりますね。 音声はかなりの高レベル。 私は声優とかあまり興味は無いのですが、それでも演技が上手だと思いました。 全員素晴らしいと感じたのですが、特に会長は良かったですねー。 高ビーだけど、実はいい人って感じが良く出ていました。 XUSEの音声はいつも素晴らしいので、あまり心配はしていなかったんですけどね。 |
<総評>よくできました 私は前作『フローラリア』をプレイしてなかったので大変楽しめました。 前作プレイ済みの人が楽しめるかは分かりませんが、ゲーム自体は高レベルの萌えゲーです。 魅力あるキャラクターと、綺麗なグラフィック、可愛い音声、きめ細かなサービス。 これで6800円ならかなりのお買い得だと思います。 密かにかなりエロイのも好印象。 ラブラブでエロエロですよ、陵辱なんて微塵もありません。 それでもこれほどのエロを作れるのですから、もう陵辱とかこの世から無くなってもいいんじゃないでしょうか(ぉぃ 大作ではないけど良作。かなり満足しています。 これなら『詩乃先生の誘惑授業』も買いたくなっちゃいましたよ。詩乃先生かなり好きですし。 ただ、エロエロばかりで萌えが無いとの評判ですので、その辺が迷いどころです。 まぁ、5000円ですから今度秋葉に行ってみて、安かったらその場買いしてきます。 『憂ちゃんの新妻だいあり〜』は購入けってーい! 憂もかなり気に入りましたしね。値段は高いですが、その分きっちり作ってくれるでしょう。 もともとXUSEはかなりのお気に入りメーカーなんですけど、更に評価アップですね。 『風と大地のページェント』と『アルティメットハンター』もかなりのお気に入りです。 次は積んである『永遠のアセリア』にチャレンジしちゃおうかと思います。 |